長らく我が国の電力供給は、大規模集中型でなされてきました。 が、既に電力消費は減少局面に入りました。 また2011年の福島第一原発事故による環境被害、2018年の北海道胆振地震による大規模停電等、集中型の電源は曲がり角を迎えています。 加えて分散型の典型である再生可能エネルギーの比率は20%に満たない水準です。 一方ドイツはコロナ禍の2020年上半期において、再エネ比率は55%に達しています。 この要因は環境意識だけでは語れません。発電用の燃料を海外から買って国富が流出するのがもったいない、また経済的に「割に合うから」人々や企業が導入を進めているのです。 そして日本こそドイツ以上にその必要性が求められている、と考えます。私たちは再エネのゼロ円設置という形でわが国の環境と経済の両面に貢献して参ります。
今後、化石燃料と原子力に頼る電力では、電気代の上昇は避けられません。 また、地球温暖化への取組とともに脱炭素社会への政策は喫緊の課題となっており、世界のエネルギーシフトは進行しております。 これに遅れる日本もカーボンニュートラルへ舵を切り、政策的に動き出しましたが、国際的な動きを背景に、それらのもたらすリスクやビジネス機会を十分認識し、 戦略的に社会的課題への取組みを進めて行かないと、グローバルなビジネス展開や企業価値を上げる事が困難な時代になって行きます。 今は大企業を中心とした動きですが、それは加速し関連する先に於いても同様となります。その施策のひとつとして、企業も家庭も太陽光発電で電力を自家消費して収益の改善と環境価値へ取組んで行きます。 但し、設備の導入には費用が必要となり、資金面での課題等でメリットを感じても踏み切れず断念せざるを得ないケースも少なくはありません。 私たちは、企業や家庭に初期費用ゼロで再エネを導入し、長期に渡り利用頂けるサービスを提供しながら、地域の分散型電源としても発展させ、安価で安定した電力とすべく展開して参ります。
・発電した再エネ電力を事業所、工場等で直接消費する仕組みです。
→コストを削減し、本業で業績UPの経済効果をもたらします。また、電⼒コストの上昇リスクを矮⼩化します。
自家消費型電力サービスは個別に検討するため、サービス内容や契約条件がそれぞれ異なります。
ドイツでは2020年の電力消費量に占める再エネ電力の割合は約50%になります。その大部分が風力発電と太陽光発電です。
これらの地域分散型、ネットワーク型の発電施設の2/3が、地域の方々の資本によって、身近な地域に設置され、エネルギー供給システムに
加えお金の流れでも地域循環が進んでいます。これはドイツだけではなく、欧州全土で進行している社会の流れです。
DEaR設立にあたり、私は先行する欧州のノウハウや知見の提供とともに、
持続可能な社会を実現するために必須だと思われる地域循環の考え方、
あり方を示し、日本の未来の子どもたちのために尽力してゆきます。
今後、様々なビジネスモデルを構想していますが、まずは太陽光発電の自家消費をメインとしてスタートします。
皆さま、今後とも末永くよろしくお願いします。
わが国でも一国のトップが「地球温暖化ガス排出量、2050年までに実質ゼロ」を宣言する時代となりました。
その記念すべき2020年に設立されたのが、地域分散型電源株式会社(DEaR)です。
まさにこの使命を帯びて立ち上がった会社といっても過言ではありません。
ドイツ、欧州に倣って再生可能エネルギーの固定価格買取制度が本格的にスタートしたのが2012年。
様々な功罪は残しましたが、再エネ普及の黎明期には一定の役割を果たしました。
しかし、この制度を継続していくだけでは、目標クリアはできないでしょう。
さらなる普及のためには、補助金や助成金に頼らない自立した事業モデルが必要なのです。
それがまさにDEaRが推進する「初期投資ゼロの自家消費型太陽光発電モデル」です。
電気を必要とする人が、自分の建物の屋根の上で発電し、自分で使う。それも初期投資なしで、
これまでと同じ「電気を買う感覚」でシステムを導入する。これこそが、2050年CO2排出量ゼロを達成する切り札ではないでしょうか。
世界中で取り組まれているエネルギー転換では、4D(脱炭素化、デジタル化、分散化、自由化)に加えて民主化(Democratization)が重視されています。 民主化とは、一人ひとりが自分で使うエネルギーを自分で決めることができるという意味です。 日本でも電力市場の自由化によって再エネ電力を選べるようになりました。 次に来るのは、自分でエネルギーを作る時代です。誰もが気軽に「クリーンなエネルギーを作る」ことができる新しい時代の実現には、手軽に始められる手段が不可欠です。 地域分散型電源株式会(DEaR)は、多くの人に大きな負担なく再エネに取り組んでいただける機会を提供することを使命としています。 DEaRが目指すのは、エネルギーの5Dが根付いた社会を皆様とともに実現してゆくことです。 皆様と一緒に素晴らしい取り組みを始められることに、興奮冷めやらぬ気持ちです。どうぞよろしくお願い申し上げます。
FIT単価が下がっていく中でようやく『電力を自分で作り、自分で使う』という時代に入ってきました。 再生可能エネルギーが普及する好機を歓迎する一方で、お客様1社1社のニーズに合わせた高度な設計/提案が求められるようになりました。 この要求に対応できなければ、再生可能エネルギーは広がっていきません。弊社は『電気ひとすじ喜びづくり』の経営理念のもと、 電気工事および太陽光発電ビジネスの実績を培ってまいりました。 弊社が持つ技術と経験を活用し、再生可能エネルギーを広げる一役を担い、世の中に貢献することができれば幸いです。
私どもサンコーは東海地区を中心に81年間住宅資材の販売に取り組んで参りました。 太陽光発電等、再エネ関連は2003年に、販売と施工を事業として開始しております。 しかしその普及はまだまだです。住宅を建てた後に「設置しておけば良かった」と感じる、 後悔ランキングの第1位が太陽光発電なのです。また近年災害の多発、加えてコロナ禍においてテレワーク等により、 家庭の電気代は大幅に上昇しており、蓄電池のニーズも急増しています。 当社は2018年よりこの太陽光と蓄電池を販売と併せて、 ゼロ円設置サービスを開始し、好評をいただいております。この度企業向けにも同様のサービスを開始し、 住宅用・産業用双方のゼロ円設置のコーディネイトをDEaRが担うことになりました。 当社もDEaRと一体となって再エネの普及に貢献して参る所存です。
会社名 | 地域分散型電源株式会社 ( 略称 : DEaR /ディア ) |
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所在地 | 〒454‑0873 愛知県名古屋市中川区上高畑 2 丁目 134 番地 |
連絡先 | TEL . 052‑361‑1108 |
創立年月日 | 2020年 10月 1日 |
資本金 | 1,400 万円 |
代表者 | 鈴木 亨 |
出資者 | 株式会社サンコー、村上エネルギー建物株式会社、株式会社 FD 他(10名) |